浜田市金城町今福は島根県西部、浜田市街の東約10km強の所に位置する。浜田自動車道金城ICの南側である。 江戸期は津和野藩領、久佐組に属していた。 今福には石州街道(石見安芸街道)(県道5号線)が通り、浜田藩主の参勤交代の道でもあった。 明治4年の家数169・人数706であり、「郡村誌」によると家数161・人数713・牡牛42・牝牛46・牡馬4とある。 昭和の初め国鉄広浜線(広島市ー浜田市)が計画され、今福まで一部線路のレールも敷設されたが、昭和18年にレールが撤去されてしまった。 今町並みは、旧石見安芸街道に沿って展開している。まあ町並みと云えるほど家屋があるわけでなく、街道筋の小さな集落と云う感じだった。 角川日本地名大辞典 角川書店 角川日本地名大辞典編纂委員会 昭和54年 島根県の地名 平凡社 (有)平凡社地方資料センター 1995年 |
金城町今福の町並 |
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