津市河芸町一色の町並み
河芸町一色・河芸町影重
地図


河芸町一色の町並
 江戸時代の一色村は中別保村の枝郷で、他に影重村があり、中別保村には二つの枝郷があった。
一色村の江戸のはじめは上野藩領、元和5年(1619)からは紀州藩白子領であった。文化3年(1806)の大指出帳によると、漁業を主たる生業にしていたようだ。家数・人数は文化4年(1807)80軒程・438人、天保14年(1843)100軒程・524人、安政4年(1857)110軒程・582人とある。東海道関宿の助郷役が課せられていた。
今この一色に造り酒屋が2軒も有るから、古い町並もあるだろうとの予想で訪ねたのです。
旧街道が南北に通っている。旧伊勢参宮街道でもないし、と思っていたらある資料で、巡見道とあったが、真偽は判らない。でもその街道に面して古い伝統的な家屋が建っているので、街道筋は確かだろう。
造り酒屋も2軒あったがもう既に営業は止めておられた。醤油屋さんは建物を新しくして営業されていたが、自前の仕込みは無いようであった。
町並み指数 30  
参考文献
  角川日本地名大辞典  角川書店  角川日本地名大辞典編纂委員会  昭和58年
  三重県の地名  平凡社  下中邦彦   1983年   

河芸町一色の町並

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河芸町影重の町並
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