内子町小田の町並み 
小田
地図


小田の町並

 内子町小田は愛媛県中南部、肘川の支流小田川上流左岸に位置する。
江戸はじめは大洲藩領であったが、寛文4年(1664)からは新谷藩領となる。村高は「慶安郷村数帳」では124石余、「元禄村浦記」「天保郷帳」ともに124石余、「旧高旧領」では101石余。「浮穴郡地誌」によると、村の広さは東西10町・南北15町、家数56・人数183。物産は米・麦のほか大豆・小豆など。
小田(小田町村)と対岸の寺村は共に小田郷の中心集落で、小さな在郷町・宿場町として機能し、旧道沿いに商店街を形成していて、旧小田町役場や小田郵便局などの官公庁施設が集まっている。
旧街道に沿った町並は、明治〜昭和初期に建てられたと思われる町家で構成されている。切妻造り・平入り・2階建ての家屋が連なる町並で、商店街としても機能しているようだった。
町並み指数 40
参考文献   
  角川日本地名大辞典  角川書店  角川日本地名大辞典編纂委員会  昭和56年
  愛媛県の地名  平凡社  下中邦彦  1980年

小田の町並

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