龍郷町赤尾木は奄美大島の北部、笠利湾の最奥部で東の入江に位置する。赤尾木村は笠利間切赤木名方10ヶ村のうちで、「大島私考」に赤尾木村として、高128石余、うち享保内検後の開地は9石余。 この赤尾木集落も奄美大島の他の集落同様に、ブロック塀や石垣で囲まれた敷地内に平屋建て寄棟の家屋が建っている。殆どの家が建て替えられたようで板張りの家屋が少ない。この集落は道幅が比較的広く、どの位置にでも車を持って行くことができる碁盤目状の町割りがなされていた。 只、集落の横に発電所があり、大きな煙突が大空に突き刺さり、集落の景観を壊しているのが残念だった。 角川日本地名大辞典 角川書店 角川日本地名大辞典編纂委員会 昭和58年 鹿児島県の地名 平凡社 (有)平凡社地方資料センター 1998年 |
赤尾木の町並 |
赤尾木の町並 |
赤尾木の町並 |
赤尾木の町並 |
赤尾木の町並 |
赤尾木の町並 |