佐賀市柳町の町並
柳町
地図


柳町の町並
 佐賀市柳町は佐賀城の北東部に位置し、旧佐賀城下33町の一つである。
佐賀城は慶長7年(1602)〜慶長16年(1611)にかけて築造された。竜造寺城と云われていた城の地を中心に大規模な築城が、鍋島直茂と、その子勝茂によって行われ、佐賀藩35万石に相応しい規模の城下町の町割りも行われた。多くの武家町や町人町ができたのであるが、これらは主として城の西側の方の町つくりが中心であった。
承応3年(1654)の佐賀城廻之絵図には柳町の記載が無いので、承応年間(1652〜55)以降に成立した町と云うことになる。
城下を長崎街道が東西に通っているが、柳町にも東西に通り、町並は街道沿いにのびている。寛政元年(1789)の巡見録によると、町の長さは113間9尺、東西の端に木戸が設けられていた。元文5年(1740)の屋敷数49。嘉永7年(1854)柳町の家数49・人数222とあり、身分別では足軽・町人が多く住んでいた。「明治11年戸口帳」によると家数157・人数644。明治15年三省社(後の三省銀行)が設立され、明治18年には古賀銀行がこの地で誕生している。
今、旧長崎街道に沿った柳町には旧古賀銀行・旧三省銀行・旧古賀家・旧牛島家・旧久富家などをはじめとして、白漆喰塗り込めの伝統的な様式で建てられた民家が、旧街道に沿って建っていて古い町並を形成している。この地域だけこのような重厚で大型の古い様式の建物がどうして多く残っているのか不思議に思う。訪ねた当日はひな祭り行事の最中で、保育園児などがお雛様を見て廻っていた。
町並み指数   40  
参考文献
  角川日本地名大辞典  角川書店  角川日本地名大辞典編纂委員会  昭和57年
  日本の地名佐賀県  平凡社  下中邦彦  1980年  


柳町の町並(正面は旧古賀銀行)

柳町の町並

柳町の町並

柳町の町並(右側旧牛島家)

柳町の町並

柳町の町並

柳町の町並

柳町の町並

柳町の町並(左側旧久富家)

柳町の町並(旧三省銀行)
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