南木曽町大妻籠の町並 
大妻籠
地図


大妻籠の町並
 南木曽町吾妻には国の重要伝統的建造物群保存地区の妻籠宿や中山道沿いの大妻籠集落も含まれる。大妻籠を訪ねたのだが、本卯建と出梁造りの民家が連なった小さな集落であった。その連なった民家の3、4軒とも民宿をされていて、それはそれで古い町並としては一級品であった。
そこから坂道を登ること15分ほどで、田んぼの中に県指定文化財の藤原家住宅があった。
改造はされているが、改造の手が入らなかった部分は17世紀半ばまでさかのぼる古い建築で、このクラスの民家は長野県内でも藤原家住宅を含めて3軒しかなく、国の重要文化財になっている家もあり、貴重な建築である。
この藤原家の裏側の家が民宿をされている大きな家で、藤原家の主屋の横の小屋が、石置きの板貼り屋根だから目立ち、一番主役の主屋が一見何でもない普通の農家の家に見えてしまい、棚田のなかにあるこの藤原家を探すのに苦労した。
これで全てで、解説文も余にも貧弱すぎるので、後日、隣村の山口村峠集落を訪ね、一緒に掲載しようと思い、今は大妻籠の写真のみを掲載しておく。
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参考文献 
  木曾 歴史と民俗を訪ねて  木曾教育会郷土館部編  平成8年

大妻籠の町並

大妻籠の町並

大妻籠の町並

大妻籠の町並

大妻籠にある県指定の有形文化財 藤原家住宅
小屋のように見える、板貼り石置き屋根の家
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