八尾市神立の町並み
神立
地図


神立の町並み
 八尾市神立は八尾市街中心部から東へ約5kmの所で、生駒山系高安山西山麓に位置し、かっての河内と大和を繋ぐ十三峠越えの、河内側の登り口にあたる。
「伊勢物語」に高安の女のもとに通う大和の男の話がある。在原業平の河内通いとして有名であるが、この十三峠越えで通ったと思われる。
江戸時代はじめは、幕府領、慶安元年(1648)大坂城代役知、承応元年(1652)再び幕府領、寛文9年(1669)山城淀藩領、享保7年(1722)大坂城代役知、享保8年(1723)は山城淀藩領で幕末を向かえる。
江戸時代のこの地は木綿織が盛んで「山の根木綿」の名で知られていた。「西鶴置土産」に高安の山の根の里人で綿で一財産を築いた人の話が載っている。
明治期に入り、近代紡績の発達で、伝統的な在来の河内の綿作や綿織物は衰退した。代わって高安山麓部では果樹や花卉の園芸農業・植木園芸が盛んとなり、特にキクの栽培は有名である。
大阪府選定の「大阪まちなみ百景」に掲載された所を訪ねたものであるが、山なりに傾斜した道に沿って両側に石垣が積まれ、その上に家が建つ見事な町並みが展開していた。
それもかなりの密度で民家が建ち素晴らしい町並みを形成している。
大和棟の家屋が多く残るのは、十三峠を越えて大和との交流が深かった証でしょう。でもチョット残念なのは、多く残っている大和棟の建物全てがトタン覆いがされていたことであった。
町並み指数  40
参考文献
   大阪府の地名U  平凡社  平凡社地方資料センター  1986年
   角川日本地名大辞典  角川書店  角川日本地名大辞典編纂委員会  昭和58


神立の町並み

神立の町並み

神立の大和棟の民家

神立の町並み

神立の大和棟の民家

神立の町並み

神立の町並み

神立の町並み

神立の町並み

神立の町並み
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