豊岡市竹野町切浜の町並
竹野町切浜
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竹野町切浜の町並

 豊岡市竹野町切浜は兵庫県北東部、竹野川河口の竹野町中心部の西に位置し、日本海に面する。
江戸期はじめは出石藩領、慶長9年(1604)和泉国陶器藩領、元禄9年(1696)幕府領、同10年(1697)出石藩領、天保6年(1835)幕府領、嘉永5年(1852)からは出石藩領。村高は寛保元年(1741)の御領分中高附之覚・「天保郷帳」ともに155石余。
元文4年(1739)の家数人数其外書上帳によると、家数39・人数179、船4、牛8。延亨2年(1745)の人家牛船数書上帳では家数40・人数181、牛10、船大小7。出石封内明細帳では家数44・人数191。天保7年(1836)の村明細帳でも、155石余と変化なく家数50・人数292、牛30とあり、冬季には若い男女は京都に出稼ぎに行くを記されている。
特産物は塩で、文化11年()には12石余が上納されている。明治24年の家数51・人数327。
竹野町竹野から香住に向かって、海岸線の県道11号線の風光明媚な所を走っていて、集落を見つけた立ち寄ったところ。集落の前浜が小さな海水浴所になっていて、集落の奥砂浜の切れた奥に「淀の洞門」と呼ばれる大きな洞窟が、大きな口を開けていた。
集落内の家屋は、板囲いの漁村集落が展開していて、一部民宿もあったので、海水浴とカニ料理の民宿だろと思いながらの探訪だった。
町並み指数 40
参考文献 
  角川日本地名大辞典  角川書店  角川日本地大辞典編纂委員会  昭和63年
  兵庫県の地名T  平凡社  (有)平凡社地方資料センター  1999年

竹野町切浜の町並

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