岸和田市積川集落は、岸和田市街中心部から南東約8km、牛滝川沿いに位置し、牛滝街道が集落を南北に縦貫している。 江戸時代の支配関係は幕府領、武蔵川越藩領、幕府領、常陸土浦藩領、幕府領、清水家の領地、幕府領となり明治を向かえている。 用水は溜池に頼っていたようで、干ばつが多く、2割程が木綿栽培であった。 延宝7年(1679)の高持家数81。元文2年(1737)の家数79である。 積川集落を訪ねると、旧造り酒屋の酒蔵や主屋が建ち並ぶ町並み。小川に沿った細い道が旧牛滝街道で、その街道に沿って200m程の古い伝統的な様式の家屋が並ぶ町並みが展開している。街道と云っても2〜3m程度の細い道で、人も車も殆ど通らない。道路が細いので電柱も立てられないようだから、結構町並みとしては見応えある。 只、町並みメインの造り酒屋が廃業されているので、町並みに活気がないのが気がかりですが、 主屋では今まで通りに生活されたいたで、少し安堵した思いで町並み探索を終わりました。 大阪府の地名U 平凡社 (有)平凡社地方資料センター 1986年 角川日本地名大辞典 角川書店 角川日本地名大辞典編纂委員会 昭和58年 |
積川町の町並み |
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