栗東市綣は滋賀県南部、野洲川が形成した扇状地の扇頂部にあたり、葉山川右岸平地に位置する。 慶長検地では村高1,134石余。「寛永石高帳」では旗本渡辺氏領。「元禄郷帳」「天明村高帳」「文政村高帳」では旗本渡辺氏領297・旗本渡辺氏領297・和泉伯太藩領540石余の合計1,134石余。 宿村大概帳では中山道に沿う街村で長さは10町、うち4町24間余に家並が続き、往還稼ぎが行われていたとある。明治13年の家数94・人数416、牛24・馬2。農間余業に青花を栽培、薪炭や飼料などは大宝神社の森で採取していた。 綣村は農村地帯であり、旧大宝村の中心地で役場や小学校などがあった。 今も、旧中山道に沿って伝統的な様式の大型家屋が点在する。平入の商家建物も見られるので、農村集落であるが少しは商いもあったようだ。 角川日本地名大辞典 角川書店 角川日本地名大辞典編纂委員会 昭和54年 滋賀県の地名 平凡社 (有)平凡社地方資料センター 1986年 |
綣8丁目の町並 |
綣7丁目の町並 |
綣8丁目の町並 |
綣7丁目・綣8丁目の町並 |
綣8丁目の町並 |
・ 綣7丁目の町並 |
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綣7丁目の町並 |
綣7丁目の町並 |