宮津市由良の町並
由良
地図


由良の町並

  宮津市由良は京都府北部、由良川河口左岸に位置し、北は若狭湾に面する。
江戸期は田辺藩領。村高は「慶長郷村帳」656石余、「享保郷村高附」「丹後旧語集」「田辺藩士目録」では632石余、「天保郷帳」「旧高旧領」633石余。
耕地が狭いため、製塩や廻船などに従事する者が多かった。製塩は由良川の河口で塩分が薄いため、西部で揚げ浜製塩が行われたが、瀬戸内海の大量生産には対抗できず、質の良好なものを狙って明治まで辛うじて続いた。
由良には湊千軒長者という言葉がある。廻船業の船主は勿論、船頭・水主も多くいたようだ。
「京都府地誌」によると家数431・人数1,822とある。
明治22年由良村と石浦村が合併し、由良村となり大正年間の家数400・人数2,061。
生業は農業・農商兼業・工業その他がそれぞれ3分の1づつ。主な物産に清酒、繭等があった。
由良を始めて訪ねたのは海水浴で、昭和40〜41年頃だったと思う。もう50年以上前のこととなる。旧道に沿って多くの民宿が建ち並んび、海水浴客を受け入れていた思い出があるが、今、国道から一本内陸側の旧道を歩いても、それらしき家屋が少数点在している程度だった。
それでも大型の養蚕農家の家屋や造り酒屋さんの建物も見られ、旧道に沿ってちょっとした商店街を形成していたことが感じ取れる海岸沿いの農村集落だった。
町並み指数 30
参考文献
  角川日本地名大辞典上下巻  角川書店 角川日本地名大辞典編纂委員会  昭和57年
  京都府の地名  平凡社  日本歴史地名大系30  下中邦彦

由良の町並

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由良にある公民館だが脇公民館とあった。
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