京田辺市打田は京都府南部、木津川に注ぐ普賢寺川上流域、京田辺市の最南端、京都府・大阪府・奈良県の3府県の府県境の京都府に位置する。 江戸期は淀藩領。打田村の村高は「正保村高帳」286石余、「元禄郷帳」302石余、「享保村名帳」286石余、「天保郷領」「旧高旧領」468石余。 明治5年の家数122。明治10年代の「京都府地誌」によると家数128・人数543、牛60とあり、物産に製茶・薪があった。明治21年の家数140とある。 今、打田集落は街道に沿った都会に近い農山村集落である。殆どの家は兼業農家と思われる裕福な感じの集落で、茅葺き屋根の大和棟の住宅も見られた。 角川日本地名大辞典 角川書店 角川日本地名大辞典編纂委員会 昭和57 京都府の地名 平凡社 下中邦彦 |
打田地区の町並 |
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