土浦市真鍋の町並 
真鍋3丁目
地図


真鍋3丁目の町並

 土浦市は茨城県南部の経済の中心地で、真鍋3丁目は土浦市の中央部、霞ヶ浦の西、桜川下流左岸に位置する。
江戸期は土浦藩領。村高は「元禄郷帳」974石余、「天保郷帳」「旧高簿」ともに1,070石余。
「新編常陸」によると村の規模は東西10町・南北19町。延宝8年(1680)の検地では家数90とある。
江戸中期には大市もあり商業も発達していた模様。水戸街道(現真鍋宿通り)の正月初市は近郷近在からの人々で賑わった。
古い伝統的な様式の家屋は、南北の旧水戸街道沿いに点在しているが、中でも真鍋3丁目の「真鍋宿通り」とよばれる、旧水戸街道と東西に延びる旧筑波街道の交差点から南に100m程と、その北の国道125号線と合流するまでの約200m程の間に、多くの古い様式の家屋が連なっている。格子を残した家屋も多くあるが、板張りの家屋が多く漆喰壁の家屋が少ない。多くは切妻造りで中2階・2階建ての平入家屋であった。
町並み指数 30
参考文献     
  角川日本地名大辞典  角川書店  角川日本地名大辞典編纂委員会  昭和58年
  日本の地名 茨城県  平凡社  下中邦彦  1982年 

真鍋3丁目の町並


真鍋3丁目の町並

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