みなかみ町布施の町並み
布施(布施宿)
地図


布施の町並
 みなかみ町布施は利根川上流の支流赤谷川下流の右岸、県都前橋市より北約35kmに位置する旧三国街道沿いの宿場町である。三国街道は江戸時代には佐渡往還といわれ、幕末まで佐渡奉行がこの道を通っていた。
みなかみ町の旧新治村には三国街道の宿場が6宿あった。江戸よりから下新田宿・今宿・布施宿・須川宿・相俣宿・永井宿の6宿で、猿ヶ京村には関所が置かれていた。
布施村の江戸初期は沼田藩領、元和元年(1615)幕府領、宝永2年(1705)沼田藩領、享保15年(1730)幕府領、寛延元年(1748)上里見藩領、宝暦9年(1759)幕府領、文化8年(1811)から幕府領と旗本小田切氏領の相給となり明治を向かえる。
布施宿は今宿・下新田宿と共に三宿で馬継ぎ行い、一ヶ月の内、上10日は下新田宿・中10日を今宿・下10日を布施宿と云うように三分して勤め、各宿に2軒づつの問屋が置かれた。
文化8年(1811)に幕府領と旗本小田切氏領の相給になったが、その時の幕府領の家数は37、旗本領113とある。
タバコ栽培が盛んで文久元年(1861)の沼田煙草商人仲間議定連名帳に12名が載っている。
今、町並には当時の宿場町の名残が殆ど無いようで、明治期の養蚕が盛んだった名残を残した平屋や総2階建て出桁造り、切り妻造り・寄棟、妻入りの大型の養蚕農家家屋がトタン葺き・桟瓦葺きの屋根で建ち並んでいた。
町並み指数  40
参考文献
   角川日本地名大辞典  角川書店  角川日本地名大辞典編纂委員会  昭和63年
   群馬県の地名  平凡社  平凡社地方資料センター  1987年


布施の町並

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