福井市東郷地域の町並 
東郷二ヶ町・安原町
地図


東郷二ヶ町の町並
 福井市東郷二ヶ町は 福井市の南東部、九頭竜川支流の足羽川下流南側に位置する。
江戸期は福井藩領で、村高は「正保郷帳」では1,598石余。「元禄郷帳」では上東郷村・福田村を分離し、村高は118石余、「天保郷帳」も同高。「旧高旧領」103石余。
福井城下と一乗谷を結ぶ東郷街道に沿って発達した町で、南方に槇山城跡があり、朝倉氏時代より慶長5年(1600)の廃城まで、東郷はその城下町として発達した。
廃城後も大野に至る大野街道と東郷街道が交わるところであり在郷町・宿場町として栄え、東郷町とも称され、街道沿いには商家が軒を並べ、この付近唯一の町場であった。
現在も街道の中央に水路が流れ、当時の宿場・宿駅の面影が残っている。町家の形態は平入・妻入り・中2階建て・2階建てで、袖壁を備えた家、妻側を真壁にして骨組を綺麗に見せている家などバラエティーに富んだ町並を展開している。
短い距離の探索だったが、その間に二軒の造り酒屋さんが健在だったのには驚いたと同時に頑張ってねと願わずにはいられなかった。
町並み指数 40
参考文献
   角川日本地名大辞典  角川書店  角川日本地名大辞典編纂委員会  1989年
   福井県の地名  平凡社  下中邦彦  1981年   

安原町の町並

東郷二ヶ町の町並

東郷二ヶ町の町並

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東郷二ヶ町の町並

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安原町の町並

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