タロン

タロン３５ １９５５年(昭和３０年)発売　　富岡光学　ローザー　Ｆ２．８　　４．５ｃｍ　 入手した時にはレンズが曇りカビも生えていました。シャッターは低速が全く動きません。 フイルムの巻き取りが問題で、巻き取りは出きるのですが、巻き取りスプールが少し空回りしているようで、フイルムがキッチリと硬く巻き取れません。 その上ファインダーの二重像が全くダメです。 レンズは前玉の後、後玉の前を少し研磨ると、綺麗なレンズになりました。 シャッターはレンズをはずした時に、注油すると快調に動くようになりました。 しかしファインダーと巻き取りの不備はチョット私の手に負えないのでそのまま使用します。

タロン３５�V　Ｆ１．９　　１９５８年(昭和３３年)発売 タロナー　Ｆ１．９　　４．５ｃｍ　　シャッターは自社製のＭＸ　　1/500秒まである。 タロナーレンズはなかなか評判のレンズのようで、描写が良いと最近言われているが、発売されていたときには全く無名のレンズだった。 入手したときは、シャッターが少し粘っている程度のものだったが、レンズの拭き傷が相当数あり、少しは撮影に影響しそうだ。

タロン３５�V　F１．９　　４．５ｃｍ(２)　　１９５８年(昭和３３年)発売 タロン３５�Vの２台目のカメラです。一台目はレンズの前玉に拭き傷が多くありましたが、この２台目はレンズは比較的綺麗ですが、誰かがレストアしている個体であったので、下手に分解すると、壊れてしまう可能性があり、分解するのはやめて、レンズの前玉と後玉をオキシドールでクリーニングのみにした。

タロンＶＲ １９５８年(昭和３３年)発売　タロナーＦ２．８　４５ｍｍ 当時で１/５００秒のシャッターが付いているので、高級機を狙っていたのか。 ネットオークションで入手したのですが、誰かがレストアしたのでしょうね。レンズもクリアーでしたが表面に多くの拭き傷が残っていました。 シャッターは低速も粘り無く快調にきれました。只距離計の二重像が全く現れません。 入手してそのまま撮影に向いました。 結果はやはりレンズ表面の拭き傷のためか、ハーレーションを起しています。

タロンＶＬ　　１９５９年(昭和３４年)発売 レンズはタロナー　Ｆ２．８　４５ｍｍ シャッターはシチズンーＰ　　Ｂ・１〜１/３００秒まで 露出計の針は動くが、感度が鈍く、３絞り程露出オーバーになる。 入手時は低速シャッターが切れなかったが、注油すると快調に切れるようになる。レンズも汚れていたので、クリーニングをする。でもレンズ表面に少し拭き傷が残っている。巻き取りレバーの化粧が取れてなくなっている。 内面反射が多そうなので、テスト撮影の前に植毛紙を貼り付けようと思う。

タロン３５ＰＲ　　　１９６０年（昭和３５年）発売 レンズはタロナー　Ｆ２．８　　４５ｍｍ シャッターはシチズンＰで１/３００秒まで、 割に綺麗な個体です。

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