フジタクラッシック３５Ⅳ １９６０年(昭和３５年)輸出
レンズはフジタ Ｆ３．５ ４５ｍｍ
シャッターは自社製？？ 不明
藤田光学が輸出のために造ったカメラですが、あまり詳しくは判りません。
この藤田光学は日本最初に一眼レフ用広角レンズを、１９５７年に輸出のために造った会社です。
それまで日本の会社では何処も一眼レフ用の広角レンズは造っていなかったのです。
この会社はそれより前、１９５６年に懐かしい藤田６×６というブロニ―フイルム使用の一眼レフを発売したのです。
当時はハッセルブラードがブロニーフイルム使用の一眼レフでは世界を制していましたが、
そこに日本のゼンザブロニカが割り込んで行ったのです。
当時の給料ではハッセルブラードはおろかゼンザブロニカにも手が届きませんでした。
そこでこの藤田光学の６×６の一眼レフが欲しかったのですが、それも諦めました。
時が経ち、今、藤田光学と云う名前をネットオークションで見て、懐かしくて兎も角落札したのがこのカメラです。
１９６０年にアメリカのビアレスカメラ社が藤田光学に発注した輸出用のカメラらしいのですが詳細は判りません。
シャッター速度が遅いようで、今回の撮影でも一段階暗く撮影して丁度だった。
長岡京市にある勝龍寺城跡を訪ねたが、当日は休館日で中には入れなかった。
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