ヤシカエレクトロ35GL 作例1
ヤシノン F1.7 40mm  1973年(昭和48年)販売


奈良県の法隆寺の東側の夢殿の光景。この辺りは法隆寺東里といい、法隆寺の増築、改修などに携わった人々が暮らしていた所と云われている。このカメラはジャンクで手に入れたもので、入手した時はレンズの前玉の中側(シャッター側)と後玉の中側(シャッター側)にカビがはびこっていて、このままではソフトフォーカスレンズのようになってしまうと思い、レンズを分解して、カビを取除きました。なかなかコントラストの強いシャープなレンズのようです.
露出がアンダーでした。1/ 100秒程度で切れていると思ったシャッターが1/200秒程度だったのと、受光素子の調節板の位置が狂っていましたので、1/4位しか露出が無かったようです。


奈良法隆寺夢殿の塀。
レンズを分解してカビを除去すると、スッキリしたレンズになった。でも電池は、水銀電池で今は入手できないので、電池なしの一定のシャッター速度のみでの使用するという制約がある。今の電池で代用するアダプターを製作して、もっと使おうと思う。
アダプターも販売されているが、なにせジャンクで¥500円のカメラ。アダプターに2500円も投資するのはどうかと思い、自分で造ることにした。


法隆寺夢殿の門


奈良法隆寺の北西の町並です。
カメラのモルトを貼り換えるために、古いモルトをアルコールで取り去ったのです。
そこまではいいのですが、新しいモルトを貼るのを忘れてしまい、モルト無しで撮影したものです。当然光が漏れますよね。


奈良法隆寺参道です。この参道の両側に立派な自動車道と歩道が完備されていて、中央のこの参道は誰も通りませんね。

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