トプコンユニ 作例1
  1964年(昭和39年)発売  
UVトプコール F2.0 53mm  シャッターは1/500秒まで。
レンズシャッター式レンズ交換できる一眼レフ。
開放になっていた絞りが、指定の絞りに絞られ、シャッターが切れ、そしてまた絞りが開放になる。
その時に同時にミラーも上下するという大変複雑な構造のカメラ。
この機構で故障が無いのは不思議と思っいながら、シャッターが切れると云うカメラを落札した。
手元に届いたのは、シャッターは切れるが、絞りが開きっぱなしで、全く絞れない。
ファインダーが黒くて前が殆ど見えない。
フイルムが巻き取れないと云う個体。レンズ交換が出来るとは思わなかったが、
色々と触っている内にレンズが交換できることに気付いた。
レンズをばらして清掃すると綺麗なレンズになったが。
巻き取りができないのでは撮影ができません。そこで暗箱を持ち出して、
一枚撮っては裏蓋を開けて、手で一枚フィルムを送る。そして一枚撮るを繰り返して
少しは撮影しましたが。暗箱を使わないとフイルムが送れないので
自宅以外での撮影は無理
撮影は絞り開放でしか撮れない。




レンズが開放で撮りますので、焦点深度が極端に浅いですね。




開放でしか撮れませんので焦点深度が浅いですね。



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