高松市牟礼町 | ||
高柳旅館 | ||
香川県高松市牟礼町牟礼3137 電話 087-845-1516 |
高柳旅館の正面 旅館の入口は左側の建物から |
高柳旅館の夕景 |
旅館の入口 |
四国八十八ヶ所霊場巡り、第85番札所八栗寺の山麓にある遍路宿が高柳旅館である。宿の前は大きな池で高柳池といい、高柳旅館の名前の由来らしい。 創業は明治のはじめというから、もう150年程まえである。正面の建物が一番古く、大正10年に建てられたそうだが、前の道路の拡張のため昭和はじめ頃に曳家して少し後ろに下がったようだ。 この道に面した部屋に泊りたかったが、この部屋は今修理中と云うことで泊めて貰えなかったので、正面の建物の奥に続く新しい建物の一階の部屋での宿泊になった。 旅館内部は増築を重ねられていて複雑になっているが、正面建物の奥と左側に客室が連なる構造。 真夏でお遍路客もなく、当日の宿泊者は私一人。夕食がつくれないとのことで、近くの「うどん本陣山田家」まで出かけたが、この山田家の母屋が立派な本瓦葺の建物。旧造り酒屋で「源氏正宗」の醸造元だったそうだ。 高柳旅館には今、4代目と5代目が住んで居られ、女将は4代目だそうです。創業150年からみると4代目は本当にと思いますが。 ご主人によると、この宿を続けて行くのも大変で、建物が古いのでチョット補修や修理しただけでも多額の支払いになるが、補修や修理しない訳には行かないしと嘆かれていたのが印象に残る宿泊だった。 (2016.7.28宿泊) |
旅館正面の部屋内部 |
旅館正面の建物廊下 |
旅館正面の建物廊下 |
正面客室の欄間の彫刻 |
かっての旅館入口、 今は経営者居住部の入口だった |
経営者居住部の入口 |
食事した部屋 |
入口ロビー部から奥を見る |
入口ロビー部の部屋 |