温泉津温泉
ますや旅館
島根県大田市温泉津町温泉津ロ32
電話 0855-65-2515

「ますや旅館辺りの夜景」

「ますや旅館辺りの風景」

  江戸時代には西廻り航路の北前船寄港地の船宿として栄えた温泉地。「ますや旅館」は国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されたレトロな町並の中で、温泉街の入口近くにあった。
元々は廻船問屋だったそうで、船員を宿泊させる建物を利用して、明治期に旅館を創業されたもの。
訪ねたのはWEB集団「いらかぐみ」のオフ会開催会場としての宿泊。
約100年の歴史を持つ木造3階建ての建物で、いらかぐみの5名に提供された部屋は道に面した2階の4部屋で、大変贅沢に使わせて頂いた。別室になるが、北前船で運ばれてきた秋田杉の天井の部屋も見られた。
談話するところ、食事場所、寝室などなど。道に面した部屋は騒音対策??寒さ対策??で窓が2重になっていた。床の間・違い棚などの備わった多くの部屋を使わせて頂き、まるで殿様になった気分を味わった。
私が温泉津温泉を訪ねるのは2回目で、初めて来たときには旅館に内湯がなく、外湯に行ってくださいと云われて、外に出るとタヌキが道に多くいたのを覚えているが、5~6年ほど前からタヌキの姿を見なくなったと宿の方の話。
今回の旅では外湯に入ることなく、「ますや旅館」の内湯に入れて頂いたのみだった。
(2014.5.31宿泊)

ますや旅館の内湯

北前船で運ばれた秋田杉の天井
 
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