鳴子温泉
うなぎ湯の宿ゆさや
宮城県大崎市鳴子温泉字湯元84
 電話 0229-83-2565

前景

夕景

玄関入口から奥を見る

  鳴子温泉は宮城県大崎市にある温泉で、同じく宮城県の秋保温泉、福島県の飯坂温泉と共に奥州三名湯に数えられていた。
西暦826年に起きた鳥屋ヶ森山の噴火で、現在の温泉神社より温泉が湧き出したのが鳴子温泉の始まりといわれ、その温泉神社のお湯を使っているのが共同浴場「滝の湯」である。
ゆさや旅館の先祖、遊佐一族は戦国の頃には越後上杉家に仕えていたが、後にこの地に移って、寛永9年(1632)から湯治宿を始めたのが「ゆさや」のはじまりです。後に伊達仙台藩より湯守に命ぜられ、隣にある「滝の湯」の管理を行っていたが、今は滝の湯保存会がこの浴場を管理されている。
東北新幹線古川駅から陸羽東線に乗り換え、鳴子温泉駅で降りて歩くこと約5分で「ゆさや」に着いた。ロビーでお茶を頂いてから部屋に案内されたが、入口玄関やロビーでも部屋への廊下でも余り古さが感じられない。国の登録有形文化財に指定されている筈だが。案内された部屋は頼んでいた通り、前の道に面した玄関上の天井の高い部屋だったが、古さが感じられない。
今の当主は17代目とのことだが、案内願ったのは18代目のになる筈の男性で、この建物は昭和11年に建ったもので登録有形文化財とのことだが、現代風に上手く改装・補修されて設備などは最新のものであるが、古さを求めて泊まっている私には期待外れの宿泊になった。
館内に古い建物の写真などが展示されていて、17代目の当主に説明を受けると、江戸期から続く建物は明治23の火事で焼け、その後に建った建物も、昭和11年に建て替えられたそうである。写真に写る木造3階建ても建物は、大正時代に建てられ、今の正面前の駐車場に建っていた湯治棟の建物で、昭和41年に取り壊されたとのことなど。
「ゆさや」は「うなぎの湯」を看板にしておられるが、どうして「うなぎ湯」なのかは聞き忘れた。江戸中期にはもう「うなぎ湯」として名を馳せていたようだ。この「うなぎ湯」はアルカリ性が強い温泉で、隣の「滝の湯」は酸性泉の硫黄泉。これだけ近くでアルカリ泉と酸性泉が湧き出しているのは珍しいとのこと。
他に旅館の外に出て駐車場を通り山を少し登ったところに、茜湯という露天風呂がある。下に鳴子温泉街を見ながら温泉に浸かっているのは大変気分が良かった。
(2018.11.21宿泊)

泊った部屋

泊った部屋

泊った部屋から見た前の駐車場と露天風呂の茜湯への道

他の部屋

他の部屋

広間

夕方の入口

客室の天井

客室の天井

ロビーから見た入口

手前の建物は「滝の湯」、奥は「ゆうさ」

山の上にある露天風呂の茜湯

有名な「うなぎの湯」

「ゆうさ」の歴史の写真

「ゆうさ」の歴史の写真

「ゆうさ」の歴史の写真

「ゆうさ」の歴史の写真
 
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