岩瀬湯本温泉 | ||
源泉亭湯口屋 | ||
福島県天栄村大字湯元字居平14 電話 0248-84-2001 |
湯口屋の正面入口部分 |
湯口屋の夕景 |
入口玄関 |
福島県天栄村岩瀬湯本温泉は福島県南部、阿賀川(大川)の支流鵜沼川の渓谷盆地、奥羽山脈中の僅かな丘陵地。冬は豪雪に埋もれる。 「湯本温泉縁起」では1,000年前の開湯と伝える。茅葺屋根の旅館が目立つ温泉街だ。かっては湯治場として賑わっていたようだが、今はそのような雰囲気はなく、田舎の鄙びた温泉地と云う感じである。 土産物屋が並んでいる訳でもなく、茅葺屋根の旅館が”茅葺だぞ”と主張して町並を構成しているひっそりとした温泉地。共同浴場もあり、豊富なかけ流しのお湯の温泉地。 源泉亭湯口屋は約270年の伝統ある茅葺屋根の湯宿で、今は16代と17代の女将が切り盛りされている。建物は戊辰戦争(1868~1869)で焼けた後再建されたもので、築140年に及ぶ古い茅葺屋根の建物。向かって左側の白い建物はかって郵便局として使われた建物で、2階は客室になっている。 案内されたのはその郵便局跡の部屋だった。予約時に道路に沿った部屋とお願いしていたが、できるなら古い茅葺屋根の方の部屋で、前の道に沿った部屋と変更をお願いしたところ、先に温泉に入って下さいその間に部屋の変更をしておきますと承諾して頂いた。大変申し訳ない変更であった。 茅葺屋根の館内は黒光りする太い柱や梁が見える様にしたロビーや囲炉裏の間、一部の客室も廊下でも黒光りする梁や柱が見られると同時に、湯治場当時の様子も伺える建物だった。 傾斜地に建てられているためか、玄関入口から直ぐに少し階段を上がりロビーになっている。1階・中1階・2階・中2階など、半階ずつで構成された建物で構造は複雑だった。 茅葺屋根の建物の向かって一階右側が旅館経営者の家族の生活の場で、その2階が客室になっていて、廊下の両側に多くの客室が並んでいる。段差のあることは一番最後の写真で客室の窓の位置から見てください。 旧郵便局建物の横の道路の上を跨いで廊下で繋がった2階建ての建物があり。2階が客室で一階が駐車場になっていた。豪雪地帯のため、室内駐車場が必要なのだろうと思いながら、レンタカーを留めた。 翌朝9時頃、宿を出発する時には、客室の多くに先生・3年生4名等と書いた紙が客室の前に貼られていて、今晩生徒たちが泊るのでと女将の話だった。 (2016.7.6宿泊) |
泊った部屋(無理を云って旧郵便局の部屋から替えてもらった) |
最初に案内された部屋(旧郵便局の2階部分) |
ロビー |
ロビー |
玄関を上がった所から見た右側 半階づつで構成された建物 |
ロビーの天井 |
囲炉裏の間 |
囲炉裏の間の天井 |
茅葺屋根の中2階部分の客室 |
茅葺屋根の2階客室(居住区2階の部屋、奥ですが一番よい部屋でしょうね) |
茅葺部分の廊下 |
泊った部屋から見た外の景色(前の建物は以前訪ねたときには旅館だったが今は廃業されていた) |
玄関部分の夜景 |
正面から見て右側の1階部分は居住区でその2階が客室だった。 |