長野市
善光寺参道
地蔵館
松屋旅館
長野県長野市元善町善光寺境内
電話 026-232-2811

松屋旅館の前景

松屋旅館の夕景

松屋旅館の入口

 「牛にひかれて善光寺参り」「一生に一度は善光寺参り」  と云う言葉が残る善光寺さん。長野の善光寺さんで知られる善光寺境内にある松屋旅館に泊ってきました。
仁王門と山門の間の参道の仲見世通り、商店が並ぶ中ほどに松屋旅館があり、脇には延命地蔵尊が祀られている。
約300年前、善光寺本堂は松屋旅館の位置にあったが、当時の大火災により焼失した善光寺は、後に現在の位置に建て替えられ、松屋旅館脇にある延命地蔵尊は、かっての善光寺本堂の場所を記すために建造されたものです。戦時中の供出により一時姿を消していたが、近隣の有志により昭和25年に再建されました。
松屋旅館の創業は明治初期といわれ、今は6代目が経営に携わって居られまが、5代目もお元気で、泊った部屋以外の客室も見せてほしいと頼むと、快く案内して頂いた。旅館は間口の狭い、奥行きの長い敷地一杯に建物が建っていて、善光寺参詣者の宿舎として建てられたものとハッキリと認識できる建物だった。
通されたのは前後の道路の中間辺りにある8畳に洗面・トイレが備わった近代的な部屋。今の建物は終戦後の昭和27年頃に建てられたもので、建物は古いが現代的に改装・補修されていて、古い形式のものが残っておらず、私にとってはちょっと不満の宿泊だった。
 
 ここで説明の記載を終わろうと思ったが、一般の旅館ではない会話が宿に着いて最初に女将と交わしたのでチョット書くと、「お朝事」(あさじ)が5時半ころに始まりますが、行かれますかと!!。私の属する宗派でも「お朝事」という言葉が使われるので理解でき、即座に参加しませんと答えたが。単に観光旅行で泊った人には直ぐに理解できないでしょうね。 
「お朝事」とは善光寺は無宗派の寺院だが、毎朝、日の出とともに住職の「大勧進貫主」と「大本願上人」の両名以下善光寺全山の僧侶が出席して勤められる厳かな法要で、一般の方々も参列できるので、旅館の女将が最初にきいたのだろう。ということは松屋旅館は宿坊としての機能を果たしているのだろうと思った。
(2019.8.26宿泊)

泊った部屋

旧中山道に沿った一番良い部屋と思われる部屋

上の写真の部屋から見た延命地蔵尊

階段

廊下

旅館前の延命地蔵尊

松屋旅館の裏側
 
旅館前の善光寺参道、見えるのは山門

旅館前の夕景
 
食事した部屋

廊下
 
廊下の飾り

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